この夏に撮ったスフィンの写真が出てきたので、ひさびさにリクガメ日記。
スフィンとの距離は、最近少し近くなった気がします。
今までは自分から私に用事(ケージから出せと騒ぐ)のないときは、
声をかけても無反応で、
近づくと、すっと離れていってしまうそっけなさでした。
それがこの夏から、
ベランダの鉢植えにシャワーで水をかけていると、
何処からともなく現れて、
私のサンダルに手をかけて水の流れを見ています。
スフィンにもシャワーをかけてあげると、
迷惑そうに体を引っ込めつつも顔をこすったりして、
やがて満足げに去っていくのです。
部屋に放しているときに、私が床にごろ寝すると、
顔にスタスタと近づいて来ます。
そして、5センチくらいのところでまで来ると、
何事もなかったように私からそれてどこかへ歩いていきます。
私の後を追いかけてくることもたまにあります。
しかし、ベランダを箒で掃いていると、
箒のことも執拗に追いかけてきます。
私の足と箒の共通点は何なのでしょうね。
まあ、距離が縮まったとしても、
今まで暮らした猫・犬・小鳥達のような、
ぬくもりや深い心の交流を感じることは今後もないのでしょう。
いや、そう思うのは人間の私だけで、
スフィンとしては、最大級の親しみを私に示してくれているのかもしれません。
カメは躾られたり、芸をしたり媚びたり、
人間の求める表現をすることに全く関心がありません。
悠々自適、余裕綽々、、、、そこがカメの魅力です。
★雨が降ると元気に歩き回る。