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半月が経ちました。

3月11日の震災から半月がたちました。
日を追うごとに被害の大きさが明らかになり愕然としています。
今も余震は続き、
原発も非常に危険な状況で、不安な日々です。

この災害で命を落とされた多くの方々のご冥福をお祈りいたします。
被災され、辛い思いをしている方々へ、心よりお見舞い申し上げます。
そして、1日も早く、心安らかな生活を取り戻すことが出来ますように、
お祈りいたします。

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近県の農業や酪農や漁業に影響が出て、
水も安全ではなくなってきました。
震災の外側にいると思っていた自分たちも、
実はそうではないのだと、思い知らされます。
近所のガソリンスタンドも朝から長い車の列、
スーパーでは開店前から行列が出来ています。
『取り合えば足らぬ、分け合えば余る。』
という言葉を思い出しました。
けれど、もし私に今、赤ちゃんがいたら、、、、
こんな風に冷静でいられるのでしょうか。
安全な水を求めて必死に走り回ってしまうかもしれません。

計画停電の夜は、
もう仕事も家事もまったくできないのであきらめて、
ロウソクやオイルランプを灯し、
うす明かりの中に座っています。
昔の人の暮らしの灯りはこんな風だったのかしら、なんて話しながら。
外に出て夜空を見上げたら、
星がとてもきれいでした。
同じ星を、あの土地の方々はどんな気持で見上げているのかと、
ふと思ったら、やりきれない気持になりました。

徐々にライフラインがつながりつつあるようですが、
全く見通しの立たない地域もあります。
行方不明の方がまだまだ沢山いらっしゃって、
大切な人も物も失った人たちは、途方にくれたままでしょう。
今は国内外の関心も強く、多くの救いの手が差し伸べられていますが、
一時のこととならないよう、
これからの長い年月を、力を合わせていかなくてはいけないですね。

エネルギーのことについてももっとよく考えていかなくては。
原子力発電の罪は大きいけれど、
底知れぬ恐さを感じながらもその気持に蓋をして、
知る努力をせず、声を上げることもせず、
ふんだんにエネルギーを使っていた私たちにも責任があると思います。