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この夏

今年前半はほとんど机にかじりついていた。 一息ついてやっと自分自身の創作ができるはずだったが、 なんだかもう疲れちゃって、気力がわいてこない。

そこでこの夏は父の畑の収穫を手伝った。 毎日のように早起きしてセミが鳴く前には畑へ行き、 汗だくになって野菜をとった。 自然とかがんだり斜めになったり腕を伸ばしたりと、 ツイスターをやっているようでとても運動になった。 リクガメのスフィンの大好物のスイカが豊作で、 毎日のように食べさせてあげられた。

夏が過ぎるころには、ちょっと体重も絞れて、心身が整ってきた。 新しいことを始めたい気持ちになってきた!

リスさんのクッキー

銀の森のリスさんから。 どんぐり、木苺、熊笹、山椒、ナッツなど、森のかけらを集めて焼き上げたクッキーだそうです。 リスのお仕事らしくどこの隙間にもナッツが埋め込まれて、ぎっしりずっしり。

ベルガモットオレンジピール

新型コロナウィルスによる自粛生活が続いています。

東京はあと一息というところ。

でも、まだ気を緩めることはできません。

旅行や友人と会うことはすべてキャンセルになりました。

自宅仕事なので家にいるのは慣れているとはいえ、

この先への不安感はどうすることもできません。

更にニュースやワイドショーはこの話題ばかりで、

ちょっと疲れてきました。

長期戦に備えて、空き時間は本を読んだり別のことをして、

コロナのことを忘れる時間を持つ事も必要だと感じています。

————————————-

<ベルガモットオレンジピール>

一区切りついて、野菜室を占領中のベルガモットに着手。 まず、ずっと作りたかったベルガモットピール。 砂糖をちょいと煮詰めすぎたかもしれない。 じゃりっとした硬めの仕上がり。 見た目も香りもとっても良くて大満足。 山椒に似たしびれる感じが少しあって、大人向け。 皮の白い部分を使って柔らかいバージョンも作った。 白い部分は実は香りがなかなか良くて、棄てることが出来ない。 ーーーーーーーーーー 材料 ・ベルガモットオレンジ 4個 ・砂糖 200g ・水 200ml ・グラニュー糖 適量

①ベルガモットの皮の細切りを、 沸騰した湯に入れて1分煮た後湯を切る。 ②もう一度湯通しして、湯を切る。 ③砂糖と水を合わせて溶けたら、 ②を入れて10分煮詰める。 ④クッキングシートの上にくっつかないように チマチマと並べ、粗熱を取る。 ⑤グラニュー糖をまぶして冷蔵庫で冷やしたら 出来上がり。 (ビニール袋の中でシェイクしても良い。)

. . . → Read More: ベルガモットオレンジピール

ベルガモットマーマレード

ベルガモットマーマレードを作った。 レシピを検索したが、実が普及していないので数えるほどしか見当たらない。 結局、今年も自己流。豊作のおかげで、いろいろ試せてうれしい。

その他、塩レモンならぬ塩ベルガモットも仕込んだ。 次はベルガモットピールを作ろうと思っている。 それとオリーブオイルに外側の皮だけを漬け込んでみようか。 他に何ができるかな~。

ベルガモット豊作

今年のベルガモットは豊作。 去年、何百も花が咲いてどうなることかと思ったら、小さな実の内に次々落ちてしまい、それでも過去最高の精鋭35個が残った。

ベランダで過ごすリクガメのためにも無農薬で育てているので、アゲハ・ハダニ・アブラムシ・アリなどが年中やってきて葉を痛めた。 ハダニは強いシャワーを週一回容赦なく浴びせることで敵面に居なくなり、アブラムシをこまめにティッシュで捕ることでアリも減った。 アゲハ幼虫は無罪放免で、遅生まれの子は10月末には保護して蛹になり、今は涼しい部屋で羽化を待っている。 鉢なので台風の時は横に寝かせて置いたりと、手がかかったけど、小さな木なのに精いっぱい沢山実らせてくれた。 ありがとねー!

さて、、、これからマーマレードを作ります。 苦くて香り高い大人のマーマレードだよ。

アゲハチョウ

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アゲハチョウが羽化しました。 種から芽を出した夏みかんの小さな鉢植えに幼虫が生まれたので、 ベランダに入れて、鳥に食べられないように見守ってきました。 さなぎになって15日目の今日、急に色が黄色っぽく変わり、 いよいよ明日の早朝に羽化するのだろうと思っていたら、 1時間後に見たときには、もう出ていました。 ストローの口の輪を大きくしたり小さくしたり、、、 羽を時々少し開いては閉じています。 気温21度、雨模様のなか、 チョウは2時間ほどじっと枝にぶら下がっていましたが、 そのうちパタパタしはじめて、 雨足が強まる庭のほうへ出て行ってしまいそうでした。 しかたないので、ケースに保護し一晩明かしてもらいました。 翌朝早く、雨の上がった空へアゲハチョウは飛び立ちました。 初めて空を飛ぶとは思えな力強さで、 2軒先の2階の屋根を越えて、あっという間に見えなくなりました。

南沢あじさい山・2015

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あきる野の「南沢あじさい山」に行ってきました。 今が一番良い時期です。 「南沢あじさい山」は人里はなれた山奥にあります。 叔父が何十年もかけて、 たった一人で紫陽花を植え続けています。 85歳の今もほとんど一人で紫陽花の世話をしています。 最近は観光バスが来る事があるそうで、 休日などはなかなかの賑わい。 静かに花を楽しむなら、平日の早朝か夕方がいいんじゃないかな。 遠くからいらっしゃる方、近くにお店やガソリンスタンドはないのでご注意。 叔父さんや叔母さん、いとこのKちゃんの話を聞いていると、 自分の住まいから車で30分ちょっとしか離れていないこの場所を、 御伽の入り口のように感じることがあります。 そしていつかこのあじさい山の絵本が描けたらいいな、、、と思っています。

 

「南沢あじさい山」 http://www.akirunokanko.com/?p=1230

「みにくいアヒルの子」のクッキー

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GWはお仕事。 誕生日プレゼントに頂いた素敵なカップでコーヒー淹れました。 そしたらいいものがあったことを思い出した。 アンデルセンの「みにくいアヒルの子」のクッキー缶。

 

開けてみたら、こんな子たちが・・・♪ つぶつぶのまだらの子が「みにくいアヒルの子」かな? 食べるのがもったいないよ。

ステキなクリスマスランチ

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22日に今年最後の仕事を終えて、 24日は心待ちにしていた、茂市久美子さんと編集者さんとのランチ。 青山にある一軒家レストラン、ミュージアム1999ロアラブッシュ。 イブにこんなステキなお店でランチ、 しかもクリスマスの特別メニューがいただけるなんて幸せ!

「ミュージアム1999」はノストラダムスの予言にちなんでつけられ、 「ロアラブッシュ」は「よだれ」の意味があるそう。 アールデコの父と呼ばれるエルテのコレクションはメトロポリタン美術館をしのぐとか。

ここは茂市さんがご主人(写真家の故・藤田弘基さん)とよくいらした 思い出がいっぱいのレストランだそうで、 こういうお店には普段縁がない生活をしている私は、 そのようなステキな暮らしぶりが夢のようであります。

ず~っと篭っていたせいで、やさぐれかけていたのですが、 非日常空間での美しく美味しいお料理に、 心が潤うのを感じたひと時でした。

 

http://www.1999group.com/1999/restaurant/

ひといき

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お仕事の打ち上げで、茂市久美子さんと編集者のSさんとで、ステキなランチ。

このレストランは昭和初期の洋館改築したそうで、 中庭に樹齢300年というケヤキの木があります。 趣のある店内、明るく気持ちのよいテーブル。 見た目も美しく、工夫が凝らされたお料理にシアワセ感じるひと時。 料理人の方が心をこめて作っているのがうかがえ、 どのジャンルもモノ作りというのは奥が深いな、と思いました。

リストランテASO http://www.aso-net.jp/aso/

クローバーと桜緑茶とパイナップルケーキ

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ここんところいろんなことがあって焦りまくってます。 挙句に首からきたひどい肩こりが激痛に変わり、今日から痛み止めの点滴を3回セットでやることに。

こうなると仕事も契約ごとも家事もどこから手をつけたらいいかわからなくなります。 トホホな気分の病院帰り、 地面にこんもりしていたクローバーを見つけて撫でようと指を突っ込んだら、 最初に触れたのが四葉のクローバーでした。

あら、案外ツイてるんだ。

 

家に帰って、頂き物の桜緑茶と、台湾土産のパイナップルケーキで一息。 桜茶の桜はフリーズドライでかすかに塩味。 パイナップルケーキはチーズケーキ風味。 たまたまあった珍しいものを組み合わせたんだけど、とってもグー!

さて、頭の中を整理して、がんばらなくては。

 

 

「きれいな花ばかり」リヤドロ

リヤドロ

リヤドロのお人形をいただきました。 題名は「きれいな花ばかり」。 少女がカゴにたくさんの花を入れて、うっとり、、、。 今、この子の心の中は、摘んできたお花のことだけ。 恋をしていることさえ忘れているみたい。

私も乙女の頃があったな。 今もそんな気持ちがあるのは確かなのに、 そういうそぶりは表にしない、 大人になりすぎた自分がちょっと切ない。

 

2013年大晦日

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2013年 大晦日

今年も多くの出会いと新しい経験がいっぱいの1年でした。 特に夏ごろは本の仕事を沢山頂いて大変な山登りでしたが、 編集者の方々のお力を頂いて、何とかやりきりました。 NHK「いないいないばあっ!」では、 プロデューサーのM.Nさんのご出産という嬉しいニュースがあり、 NEDのK.Kさん、M.Kさん、スリー・ディきらけいぞうさん、高橋きゅうりさんと共に、 童謡アニメを制作し11作品が放送されました。

実はこの3年近く、体調不良が続いておりました。 「内耳自己免疫病」という病気ですが、 運良く素晴らしいお医者さんにめぐり合い、 治療の効果が出て、眩暈から開放され、 伴う難聴と耳鳴りもだいぶ改善しました。 お陰で、単身遠出する自信が付き、 秋田への旅行や、仙台での講演会、 忘年会や大きなパーティーなどに出席することも出来ました。

こうして振り返ると、この1年は長かったと感じます。 それは病気との闘いもあった中、 沢山の方々のお力を貸していただきながら、 公私共に沢山のことをこなしたからかもしれません。 こうして無事に今年も大晦日を迎える事ができて、 仕事関係の方々、友人、親戚、家族に、感謝の気持ちでいっぱいです。 皆様大変お世話になりました。 本当にどうもありがとうございました。

★NHK「いないいないばあっ!」童謡アニメ <2013年に新しく放送された作品> ・おかあさん ・やぎさんゆうびん ・おつかいありさん ・ピクニックマーチ ・あめふりくまのこ ・かもめのすいへいさん ・とんぼのめがね ・うさぎのだんす ・げんこつやまのたぬきさん ・おすもうくまちゃん ・コンコンクシャンのうた

★絵本・童話 「ひにとびこんだうさぎ」(鈴木出版) 「あいしてくれてありがとう」(岩崎書店) 「0.1.2さい・すこやかねんねのふわふわえほん」(講談社) 「おひさまやのめざましどけい」(講談社)

★月刊誌 「はるかぜごうがやってきた」 チャイルドブックゴールドみんなともだち(チャイルド本社) 「いぬのおまわりさん」ワンダーブック(世界文化社)

★毎日新聞関西版・連載 「七魔が山の魔女と黒い魔法」茂市久美子/作

ヘルマンリクガメのスフィンは我が家にやってきて7年。 甲羅の長さは現在16,5cm。

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リスの銀スプーン(アンティーク)

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今年のお気に入りの1本。 リスとドングリの模様がびっしり彫ってあります。 素晴らしい職人技。

どんな人のために作られたのでしょうか。 よーく見ると、少し怖い顔。

21.2cm 1888年 BIRMINGHAM 製 Frederick Elkington

12月の「南沢あじさい山」

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あきる野市にある「南沢あじさい山」へ行きました。

この山の持ち主である叔父が43年かけて植え続けたあじさいの山です。 花の時期には観光スポットとして多くのお客さんが訪れるこの山も、 ひんやりした空気に包まれてしんと静かです。 夕方にいとこのKちゃんと少し登っていくと、 南天が真っ赤な実を重たいほどつけていました。

花の頃に自宅の車庫で産み落されていたと言うアライグマは、 すっかり大きくなってふわふわの冬毛を着ています。 Kちゃんが保護してミルクを与えて育てたのに、 噛み付くので撫でたり抱いたりできません。 かわいいからといって輸入され、 飼いきれなくなった飼い主に捨てられて繁殖し、挙句には捕まって殺される。 人間の勝手で翻弄される生き物たちがこんなに身近にいるんだよね。

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北国の春は美しい(1)

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<フルーツ編>

秋田で母の同窓会があった事から、一緒に親戚にお世話になってきました。 何年ぶりかのお墓参りもできました。 秋田は春真っ盛りでこれから田植えが始まるところ。 山はまだ淡い色の若芽と山桜がふわふわと柔らかそうでパッチワークみたい。 足元には数え切れないほど様々な草花。 1年で一番美しい季節。

散歩に出かけると、さくらんぼハウスの中で木箱を見ているおじさんがいました。 勇気を出して聞いてみると、 さくらんぼの受粉のために蜂を飼っているのだとか。 業者からミツバチを借りる事もあるが、 こうして自分で蜂を飼っている人も多いようです。 この蜂は茅の筒の中にいくつも部屋を作ります。 一部屋ごとに卵を産んで食料の蜜を置いておくそうで、 ミツバチのように女王蜂だけが卵を産むのではなく、 雄雌沢山の蜂が出たり入ったりしていました。 すぐそばに小さな穴が掘ってあり、そこから土を持ってきては壁を作っています。 「お尻が黄色っぽいのが雌」と教えてもらいました。

川向かいでは林檎の花が満開で花の間引き作業をしていました。 「写真を撮っていいですか?」 と聞くと、手を止めてはしごから降り、いろいろ説明をしてくださいました。 この間引き作業はその後、 小さな青い実ができた頃の間引き、赤くなる頃の小さ目の実の間引き、と、 数回に分けて行われます。 「花はまだいいけど、実ができてからの間引きはかわいそうに思う」 と、奥さんが言っていました。 けっこうな量の小さな青い林檎を摘み取らねばならないそうで、 これを漬物か何かに利用できないかという話も出たそうだけど、 そこまで手が回らないのだとか。 もったいないなー。 林檎が大きく実る頃は地面に銀色の反射シートを敷き、 一つ一つに日光が当たるように邪魔になる葉をどかす仕事もあります。 白い花を両手いっぱいに拾って顔をうずめるといい香り。 花の付け根を噛んでみると甘い蜜が少しだけありました。

さくらんぼも林檎も想像以上に手作業が多く、 生産者の方々は愛情をかけ、とても大切に育てていらっしゃいます。 台風などの被害にあったりせず、 どうか無事に美味しい果物が沢山出荷できますように。

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一和(いっか)調布

調布にある「一和」(いっか)という小料理屋に行って来ました。 ここは学生時代の同級生が脱サラして7年前に始めたお店。 古い水屋箪笥やランプが落ち着いた雰囲気をかもし出し、 ジャズの流れる店内はとても清潔。

店主である友人は昔から物静かな人で、 同い年の奥様は気さくな明るい女性。 なんだか温かくていいバランスです。

料理の写真は最初の2皿しかないけれど、 このあと、たけのこの煮物やサラダや焼き鳥などを、 あれこれ見繕っていただきました。 どれも程よい味加減でほっとする美味しさ。 ひらめの昆布じめは絶品。 器も素敵!

あとで食べログをみたらメニューに利き酒セットもあるようで、 日本酒好きの方には嬉しいのではないでしょうか。 強いお酒を控えている私は、 メニューには無かったのだけど梅酒や柚子のソーダ割をお願いしました。

一緒に行った友人とは十数年ぶり、 そしてなんと店主の友人とは卒業以来の再会。 気持ちは30代と変わらないといいながらも、 それぞれいろいろな事を乗り越えたり選び取ったり、、、 いつの間にか青々しいとんがりがなくなって、 その分心のひだが増えたような、そんな事を感じながら、 気付くとあっという間に4時間も過ごしていました。

常連のお客さんは、 「秘密にしておきたいお店」 といっているそうですが、その気持ちよくわかります。 秘密を守れなくてブログに載せちゃってゴメンなさい。 お店はカウンターが10席と小上りのテーブルが1つです。 大きなお店ではないので予約してから行く事をお勧めします。

 

「一和」(いっか) 焼き鳥・割烹・小料理 042-439-9435 東京都調布市布田2-2-6

食べログ http://tabelog.com/tokyo/A1326/A132601/13065406/

 

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しいたけ農園

2月末に一回目の収穫をした「しいたけ農園」。 沢山採れました。

その後、何の変化も無くてもうおしまいかなーと思っていたら、また生え始め、 ちょっと目を放した隙に、こーんなに大きくなっちゃった! 焼き椎茸にしてお醤油で食べました。 おいしかった。

 

ロシアの絵本「きつねとうさぎ」

オオカミにさらわれていくウサギ・・・ではありません。 きつねに家を取られてしまったウサギに同情した狼が、 一緒に取り返そうと家に向かう場面です。

これはずいぶん前に手に入れた、 大好きなフランチェスカ・ヤールブソワさんの「きつねとうさぎの」小さな原画。 私の宝物です。 マットを入れた大き目の額のほうがカッコ良いのですが、 ずっとこのまま飾っています。

F・ヤールブソワさんの夫はユーリ・ノルシュテインさん。 「話の話」「霧の中のはりねずみ」のアニメーションはとても有名です。 ゴーゴリの「外套」を長い事かけて制作していますが、 そちらはなかなか完成しないようです。 早く観たいなー。

で、、、 最近この原画の絵本を手に入れる事ができました! ロシアの古い本を扱うお店にお願いして取り寄せていただいたのです。 1979年に発行された、14x22cmの16ページの薄い絵本。 大きさは原画の半分ほどで、 届いたとき、あまりに小さくて薄いのでびっくり。 かわいい! ホチキスで1箇所止めただけの簡単な作り。 状態は「クタクタ」っていう表現がぴったり。 中にはいたずら書きもしてあります。 でも、それらがみんないとおしく思えます。 クタクタになるほど繰り返し子供に読まれる絵本は絵本冥利に尽きますね。 ちょっと疲れているみたいだから、 私の本箱で、しばらくはのんびりと過ごしてもらいましょう。

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レストラン・モナリザの夜

2月末、童話作家の茂市久美子さんと講談社の編集部の方々とのお食事会に行きました。 昨年末に「おひさまやシリーズ」が3冊出せた打ち上げに、 茂市さんと担当のNさんと女性3人で会いましょうといっていたのだけれど、 なかなか時間が合わずにいるうち、Nさんが部署を変わることになりました。 そこで、編集長のOさんと新しい担当のSさんともご一緒することになったのです。 茂市さんはもちろんのこと、編集部の皆さんもすばらしいお仕事をされている方ばかりで、 この席に自分がいることを本当にありがたく感じました。

グルメなOさんお勧めのレストラン・モナリザで頂いたフランス料理のフルコースは本当に素敵でした。 見た目も美しく、食材の組み合わせや使い方が意外なものばかり。 一皿一皿に「きれい~、ステキ~」とため息。 ワインも香りが良く味わいもしっかりしていてとっても美味しかった。 (グルメ系のボキャブラリーが少なくてうまく伝えられな~い)

林檎と洋梨の酵母で作られたパンが出されたとき、 茂市さんのパンの食べ方がまるでその道のプロのようでした。 ちぎって、まず香りを確かめて・・・ それもそのはず、茂市さんは「つるばら村」のくるみさんのお話を書くために、 取材のためにどれほど多くの種類のパンを食べたかわからないそう。

デザートはみんなのお皿にはそれぞれ違うスイーツが乗っていて、 さらにイチゴの小人さんもみんな違う表情。 なんとOさんのお皿にはメガネをかけた小人さん。 メガネをかけている事、パティシエさんに伝えられていたようです。 おもわずOさんが写真を撮ったので、私も自分のお皿を1枚撮りました。

 

こちらはお土産に頂いた大きな鯛の味噌風味のアップルパイ。 尻尾だけあんこが入っていました。 美味しかったです。

 

 

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