風も無く穏やかな日、多摩御陵のそばの公園に桜を見に行った。
私はここの橋の袂の大きな桜が一番好きだ。
他の桜と比べて色が白く、花もふっくらと大きく見える。
この前来たときは、花に触れられるほど枝がせり出していたのが、
今年は残念なことに枝を切られて手が届かなかった。
でも、やっぱりこの木の花が一番好き。
南淺川沿いに続く桜。
川の水が少なくておどろいた。
魚たちはどうしただろう、、、。
橋の下から草笛が聞こえてきた。
見に行ったら、年配の男性がいろいろな曲を吹いていた。
上を向いて歩こう・幸せなら手をたたこうなど、
昭和の名曲を次々と・・・。
この冬から春にかけて、周囲の人との別れや変化がこれまでに無いほど多くあって、
でもそのほとんどが幸せな旅立ちなので嬉しい。
私は相変わらずいつもの机の上で絵を描いている。
でも、私も紙の上では少しずつ変化している、そう思いたいな。