こんのひとみさんのレコーディングを見学しました。
こんのさんは、絵本「くまのこうちょうせんせい」や「保健室ものがたり」などの著者で、
シンガーソングライター・エッセイスト・童話作家など、幅広く活躍していらっしゃいます。
どの作品も、こんのさんのふんわりとした優しいお人柄がそのままで、
心の糸がふっと緩み、あたたかい気持になります。
今回は、「保健室ものがたり」というアルバムの製作風景を拝見させていただくことが出来ました。
ギター、クラリネット、パーカッションの方々が、交代でレコーディング。
<
沢山のギターは、即座にいろんな要望に答えられるように、
一人の演奏家が用意してきたもの。
実際使ったのは、ギター1本とマンドリン1本。
正確なリズムを刻む美しいマンドリンの演奏に、うっとり・・・。
そばに行って見せていただくと、ギターがこんなに擦り切れていました。
パーカッショニストのトランクは、玉手箱みたい。
専門的な楽器だけでなく、おもちゃや手作りのものなどなど。
壊れたタンバリンや怪しげなヘンなものまで、ほんとに面白い。
木の実を集めた楽器は、不思議なことに水の流れる音がします。
どれも、ただ鳴らすだけではなく、
心を入れるように、そうっと近づいたり、ぐぅっと力をこめたり、
うまい表現が見つからないけど、シンプルな楽器から深い表現を引き出して、
まるで魔法使いのようでした。
クラリネットの方は、ほとんどアドリブ(上のお二方もそうですが)で、
その都度違う演奏を、納得するまで何度も繰り返し、
何かに挑むような気迫に、プロの厳しさと凄みを感じました。
すごくかっこよくて、ため息が出ちゃった。
中学生の頃、吹奏楽部でクラリネットを吹きましたが、
もう、恥ずかしくてそれについては2度と語れません。(笑)
スタジオ見学は初めてで、とてもいい経験でした。
どの世界でも、プロってすごい。
職人気質のプロって、本当にすごい。
こんのさん、どうもありがとうございました!
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
■「保健室ものがたり School Days」 2008年08月27日
オーマガトキレコーズよりOMCA-1093 \2,000(税込み)
オーマガトキレコーズよりOMCA-1093 \2,000(税込み)
「キミノものがたり」「Ding Dong」「保健室」
「僕が僕でいられる理由(わけ)」「エリちゃんの詩」
「光の旅」「ママに会うために生まれてきたの」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■「くまのこうちょうせんせい」
こんのひとみ/作 いもとようこ/絵
金の星社刊行 価格 1,260円(税込)
■「くまのこうちょうせんせい」
こんのひとみ/作 いもとようこ/絵
金の星社刊行 価格 1,260円(税込)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■「保健室ものがたり」
こんのひとみ/作
ポプラ社刊行 価格 1,155円(税込)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
こんのひとみ/作
ポプラ社刊行 価格 1,155円(税込)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー