急に思い立って、座間味に行ってきました。
滞在は正味2日。
滞在は正味2日。
ずいぶん前になりますが、座間味に行ってきた友人から、あるエピソードを聞きました。
内容を今はお話できないのですが、ずっとそれが心に残っていたのです。
また、この春、息子と沖縄本島の旅をしたとき、平和祈念公園とひめゆり記念館に行き、 たくさんの資料を拝見して、胸をつかまれるような思いがしました。
戦争は沖縄だけで起きたわけではないし、今も世界のあちこちで起こっているのですが、
私はなぜか、縁も所縁もないもないこの土地に、心が向いてしまう。
何年何月に、、、という歴史的なことも大事ですが、
それよりも、そこに居合わせてしまった人々のことを知りたい。
住民、兵士、日本人、外国人、大人、子供、、、、もっと言えば生き物達も、と。
私はまだ数冊の本と、ネットでの情報をかじっただけで、
その外側を眺めているに過ぎませんが、
それでも、ある思いが湧いてなりません。
偶然たどり着いたある浜辺には、立ち入り禁止の文字が。
「不発弾保管のため」とのこと。
その午後には、島中に爆破処理の放送が流れました。
これはそう珍しいことではないそうです。
今回の旅では、平和の塔と、集団自決慰霊碑をお参りすることが出来ました。
今の私は、無知で無力で、この思いをどうしたらよいかわからぬまま、
ただただ、手を合わせて祈りました。
世界に誇るという美しい海を見ていると、
自分の立っているこの足元には、
昔、沢山の血が流れていたのだということを想像ができません。
静かな静かな島でした。