あきる野市にある「南沢あじさい山」へ行きました。
この山の持ち主である叔父が43年かけて植え続けたあじさいの山です。
花の時期には観光スポットとして多くのお客さんが訪れるこの山も、
ひんやりした空気に包まれてしんと静かです。
夕方にいとこのKちゃんと少し登っていくと、
南天が真っ赤な実を重たいほどつけていました。
花の頃に自宅の車庫で産み落されていたと言うアライグマは、
すっかり大きくなってふわふわの冬毛を着ています。
Kちゃんが保護してミルクを与えて育てたのに、
噛み付くので撫でたり抱いたりできません。
かわいいからといって輸入され、
飼いきれなくなった飼い主に捨てられて繁殖し、挙句には捕まって殺される。
人間の勝手で翻弄される生き物たちがこんなに身近にいるんだよね。