フェアトレード・チョコレートというものを、初めて知りました。
チョコレートの原料といえばカカオ。
西アフリカ4カ国で、カカオ農園で数十万人の子どもが働き、
そのうちの64%が14歳以下だそう。
赤道近くの高温多湿なカカオ生産地では、
農薬の使用や森の伐採などにより生態系や環境が破壊されたり、
地域の子どもたちが学校に行けずに危険な労働を行っていたり、
さまざまな問題がおきています。
安い労働力としてカカオの農園に沢山の子ども達が人身売買されています。
子どもたちは一人15~30ドルで買い取られ、300ドルほどで売られるのだそうです。
親は、「学校にも行けて、仕事にも就ける」という言葉を信じて売り渡してしまうんだとか。
そしてカカオ農園で働く子ども達は、
チョコレートを見たことも食べたこともありません。
私たちが口にするチョコレートの背景には、こんな現実があるのですね。
バレンタインデー用のショーケースに並ぶ、
きれいな高級チョコレートを選ぶのはとっても楽しい。
でも、この記事を読んだら、胸がチクチクしてしまいます。
フェアトレードチョコレートって、児童労働がないチョコレートなのです。
そして、その売り上げからカカオ農園で働く子ども達への支援がされるそうです。
「チョコレートと児童労働」
http://acejapan.org/modules/tinyd8/
http://www.choco-revo.net/know.php