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スフィンの嘴を削る(リクガメ)

ヘルマンリクガメのスフィン。
嘴がだいぶ伸びてきて、ご飯が食べにくそう。
伸びた部分が邪魔して食べ物が口に入らないので、あきらめて食事を止めてしまうこともしばしば。
嘴の対策に、ずーっと前から、ミネラルブロック・カルボーン・塩土などをゲージに入れてあるけれど、全く興味を示さない。
こまったなー。
写真 305
 
ツメキリで切る人もいるそうだけど、ツメキリは怖いからプラモ用の小さなニッパーで少し挟んでみた。
しかし、思ったよりも嘴はもろくて小さく砕けていくから、変に深く割れるのを恐れて中止。
 
ネットで調べたら、獣医さんに行くとリューターで削ってくれるとのこと。
カメを診てくれる安心できる獣医は、バスと電車を乗り継いで1時間以上と遠い。
移動でスフィンがストレスを感じてもかわいそうだし、、、と悩みながら、
さらに調べると、飼い主が自分で削ってあげている映像を発見。
 
うーん、、、なんとなく出来そうな気がする。
私って割と器用だし。
 
そこで、早速、グラスリッツェン用の小型リューターを購入した。
このリューターは安いだけあって、パワーが弱くて回転数も少ないため、
指など柔らかな部分に触れてもあまり痛くない。
これならゆっくりやればスフィンに怪我をさせることもなさそう。
写真 312
 
スフィンの体をゆるくタオルで包んで膝の上に抱きかかえ、
あごの上下をそっと抑えて、いざ・・・!
 
当然嫌がるので、何度も首を振って中断したけど、
だましだまし、、、少しずつ少しずつ、、、。
 
今回は先の丸いダイヤモンドヘッドと、円筒形の砥石のようなタイプを使用。
わりと難なくできました。
コツは、スフィンの場合で言うと、
体やあごを強く押さえつけないことかな。
恐怖心を与えると、強く抵抗してバタバタ暴れるから、
なだめながら、ゆっくりと。
 
ほら、嘴がこんなふうにまっすぐになりました。
もうちょっと削ってもよかったかもしれないけど、無理は禁物。
伸びたらまた削ればいいんだからね。
写真 316 
我慢したご褒美は、大好きなミックスベジタブル。
食べやすそうだわ~。
よかったよかった。
写真 318