蟻と栗鼠の話
ふとよぎる物語の切れ端。
PHOTOROGにも載せています。
HPをリニューアルしました。 2020年に向けて心新たに漕ぎ出す所存です。 http://www.k-yoshizawa.com <項目紹介> paintings 主にカラー作品 Illusutreations バジルシリーズでの鉛筆画など Books 出版された絵本・幼年童話。 絵本はクリックで中を観ることが出来、全て読める本もあります! Media NHKいないいないばあっ!童謡アニメシリーズ Kate Oboe Kate Oboeとのコラボページ Photo blog 日々の一コマ ーーーーーーーーーーーーーーー こどもの本の画家になってから、21年がたちました。 不器用な私にとって決して楽な道のりではなく、不安と安堵の繰り返しでした。 けれど憧れていた世界で、今もこうして仕事を続けられるのは、本当にありがたく幸せです。 更に恵まれていると感じるのは、先輩方が年齢関係なく新しい試みに挑戦しているのを拝見する機会が多いことです。 私も怖がらずに変化していきたいと、こっそり心に決めました。
童謡アニメ「やまびこごっこ」のオンエアが始まっています。 サルちゃんとクマさんが登場し、お山に向かって「ヤッホー」と呼びかけます。 するとお山が…! ゆかいな番組制作担当のみなさん、そしてアニメーション作家きらけいぞうさん&高橋きゅうりさんの魔法の手にかかって、かわいくて不思議で楽しいアニメーションが出来上がりました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 『やまびこごっこ』 作詞: おうちやすゆき 作曲:若月明人 次回オンエア予定 11月18日、11月22日。 8:25~8:40(再放送16:05~16:20) NHK children’s program. Nursery rhyme animation. Monkey and bear are playing with the mountain echo. . . . → Read More: NHKいないいないばあっ!「やまびこごっこ」 第30回・ひろすけ童話賞 『ふでばこから空』 北川チハルさんの作品が受賞しました。 「児童ペン賞童話賞」と合わせてのW受賞です。 こんな素晴らしい作品に挿絵を描かせて頂き光栄です。 「ひろすけ童話賞」は浜田廣介の偉業を讃え創立されたものです。 1年間に出版された沢山の幼年童話作品から、優れた1作品が選ばれ贈られます。 ひろすけ童話記念館 http://hirosuke-kinenkan.jp/?page_id=1463 文研出版 https://www.shinko-keirin.co.jp/bunken/book/9784580823549/ ーーーーーーーーーー 先週、山形のひろすけ童話館にて行われた授賞式にお誘いいただいて、 受賞のお祝いに行ってまいりました。 由緒ある賞にふさわしい、素晴らしいホールでの授賞式で、 北川さんのスピーチが素晴らしくて感動しました。 北川チハルさん、おめでとうございます! 「ふでばこから空」 北川 チハル・作 よしざわ けいこ・絵 2019年5月30日 文研出版 単行本・¥1296 ふでばこから空 ゆいは、しろうくんの筆箱のふたが開いた瞬間、筆箱の上に小さな空ができて、白い雲が浮いているのが見えた。しろうくんから、筆箱でチョウのサナギを飼っていることを打ち明けられる。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー お話を書いた北川さんは、執筆の傍ら、家庭や学校での読書サポート、子育て支援、おはなしライブなど幅広くご活躍され、「一期一会」という珍しい楽器を手に日本各地を飛び回っていらっしゃいます。 私はカラーページはガッシュで描くことがほとんどです。 でも、このお話を初めて読んだとき、春の光と風を軽やかに描ける透明水彩を使いたくなりました。 透明水彩をカットイラストやスケッチなどでよく使いますが、物語の挿絵では初めて。 改めて水彩の心地よさを味わいながら描きました。 4月1日 新年度の始まりです。 新元号も「令和」と決まりましたね。 NHK子ども番組「いないいないばあっ!」がリニューアルしました。 女の子はゆきちゃんからはるちゃんに交代です。 そして、童謡コーナーでも新しいアニメーションの放送が始まりました。 「おはながわらった」です。 https://www.nhk.or.jp/kids/program/inaiinai_cr.html NHKエデュケーショナルの新しい担当の方々とともに、 久しぶりに復活した童謡制作チームの、 きらせいぞうさん&高橋きゅうりさん&よしざわけいこが集いました。 お花が嬉しそうに咲いて揺れるのを見て、 キツネさん、ウサギさん、ネズミさんと一緒に思わず顔がほころぶような、 とてもきれいで優しいアニメーションになりました。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 「おはながわらった」 保富康午 作詞 湯山 昭 作曲 この詩は、作詞者のお母様が家の庭に咲くたくさんの花を見て、 「ああ、花が笑っている・・・」とつぶやいたことが心の残り、そこから生まれたそうです。 作曲者は詩を見た瞬間にこの旋律がひらめいたということで、 子どもの歌はそういった感性的なことが重要だと話していたそうです。 (↑こちらは原画。アニメーションでは蝶がウサギさんの耳にとまるのでこの目線です。) オルセー美術館特別企画 ピエール・ボナール展 国立新美術館 http://www.nact.jp/exhibition_special/2018/bonnard2018/ ーーーーーーーーーー 休館日に鑑賞でき、研究員の説明会もあるとのことで、 絵描きの友人と出かけました。 2015年のオルセー美術館での展覧会集客数は歴代2位という、 ヨーロッパではとても注目されている画家です。 ちなみに1位は前年のゴッホ展。 当然ながら画集で観るのとは比べ物にならないくらい色遣いが素晴らしく、 絵描きとしての始まりから終わりまでを順序だてて鑑賞することができました。 絶筆となった「花咲くアーモンドの木」は亡くなる1年前に描かれたもので、 最後には筆を持つこともままならなくなったボナールが、 甥っ子に頼んで左下部のイエローを塗ってもらったそう。 そのイエローのお陰でか、画面全体が命の光を放つように輝いて見えました。 色にこだわり続けたボナールらしいエピソードです。 こんなに空いた国立新美術館はめったにない。 「月あかり洋裁店」 作/ひろいれいこ 絵/よしざわけいこ 単行本79ページ PHP研究所 9月13日刊行 ¥1296 ———————
第17回グリム童話賞優秀賞受賞作を元にした、ひろいれいこさんのデビュー作に挿絵を描かせていただきました。 もっと素敵な服を作りたいと思い、町の大きな洋服屋さんをやめて、「月あかり洋裁店」を開いた月村あかりさん。開店後、あかりさんがはりきればはりきるほど、なぜかお客さんはみんな帰ってしまいます。 誰も来なくなったある日、お店をしめようと思っていたところ、真っ白なうさぎが「ハンカチをぬってください」と言ってやってきました。それも「作れるだけ作ってください」と言うのです。あかりさんは、うさぎの言うとおり、たくさんのハンカチを手でぬってあげました。 そのうさぎは、月からやってきた月うさぎでした。人間の夢が集まる月で、たくさんの夢を傷つけないようにハンカチで磨く必要があったのですが、ハンカチの数が足りなくなっていたのでした。 たくさんのハンカチができあがりました。月うさぎは御礼に、月に届いたあかりさんの夢を返しますが……。 (PHP研究所Interfaceより) https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-78787-9
NHK「いないいないばあっ!」の童謡アニメシリーズが 「音の出る絵本」として刊行されました! 14曲の童謡がフルで入っていて、 絵本を見ながら曲を聴くことができ、 一緒に音を鳴らして遊べます。 小さなお友だちが持ち運びやすいコンパクトサイズで、 表紙の角が丸くなっています。 NHKすくコム紹介ページ:https://www.sukusuku.com/contents/211090
「ワンワンのたのしいどうよう」 31ページ A5判 (151mmx209mm) ポプラ社 (2018/3/16) 2570円(本体2380円)
. . . → Read More: NHKいないいないばあっ!「ワンワンのたのしいどうよう」 魔女バジルシリーズ第5巻目が刊行されました。 「魔女バジルと魔法の剣」 講談社わくわくライブラリー 茂市久美子/作 よしざわけいこ/絵 単行本: 143ページ 出版社: 講談社 (2018/3/15) ¥1404 —————————————————————— 内容紹介 七魔が山に住む魔女のバジルは、「努力」と「根気」、「若いときの苦労」をひとにおくることができる魔女です。 そのような力は、だれにとっても必要ですが、黒い魔法とよばれ、「幸運」「勇気」などとちがって、ひとからは歓迎されません。 このあたりに住む魔女で、いま、黒い魔法を使えるのはバジルだけです。 そんなバジルは偶然、予言する力のある大魔女、ペッパーがのこした詩を見つけます。それによると、七魔が山に「バルゴの侍者」が来るというのですが……。 これまでのお話の謎も少しずつ解けていく、「魔女バジル」第5巻です。(amazonより) https://www.amazon.co.jp/%E9%AD%94%E5%A5%B3%E3…/…/4061957929 . . . → Read More: 「魔女バジルと魔法の剣」講談社わくわくライブラリー |